2010年01月22日

ロッキー

この映画で完全に爺好きに目覚める。


不器用で中年にさしかかった主人公ボクサーのロッキー(シルヴェスター・スタローン)が同じく不器用な老トレーナーミッキー(バージェス・メレディス)と和解するシーン。
遠くをトボトボ歩くミッキーをロッキーが追いかけて送っていく一連の流れを手前から小さく映しているのが好き。

ミッキーのいかにも頑固ジジイな顔つきと声が大好きで何度でも観たくなる。


爺いいな。もちろんロッキーは本筋も大好きだけどミッキーがいたからこそ引き立つという所は確実にあった。

調べたらミッキーの名字はゴールドミル(Mickey Goldmill)だという設定があったらしい。


ロッキーが30歳で、いたずらに若い主人公による成功の話じゃないというのも逆に新鮮だった。


そのおかげで全体的にどちらかというと静かな映画。それだけにあの有名なテーマ曲とともに繰り広げられるトレーニングシーンと試合が盛り上がって非常にテンションが上がる。
posted by 楡欅 at 09:37| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

ゴッドファーザー

フランシス・フォード・コッポラ。1972年。


テーマ音楽のトランペットを昼下がりに公園で聴いて一人コルレオーネごっこをしたくなる。


暗く、影の目立つ照明が室内では金色に輝いてみえて、3時間その光に見惚れていた。


マフィアの話でありながら、主軸となるのは家族の話でありファミリーの話。


ヴィトーが撃たれてからはマイケルが後継者。普通じゃない世界に生きるが故にファミリーを使った秩序を模索していく。


おじいちゃんとなったヴィトーが孫の前で静かに倒れるシーンは感慨深かった。
posted by 楡欅 at 20:28| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

白痴

黒澤明。1951年。


ドストエフスキーの小説「白痴」を昭和20年代の北海道に置き換えて作られた映画。


物語は、戦犯と間違えられ処刑されかけたところで助かったが、その後遺症で癲癇症の白痴にかかった亀田欣司(森雅之)が札幌に帰還した所から始まる。


主人公の亀田さんが雪のように真っ白な人で、その動きや言葉一つ一つに癒される。


周囲がまた難儀な人ばかりで、ぐるぐると黒い感情が渦巻いているものだから余計に亀田さんの透明感が際立つ。


また静かな亀田さんと対照的に攻撃的、男性的な面が光る赤間(三船敏郎)がラスト手前でふっと静かになる。


あそこで聴こえてきた音はぞっとしたな。緊張に溢れていた。


個人的に大好きな黒澤映画。
posted by 楡欅 at 09:50| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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